見知らぬおばあちゃんの話相手・・・

バスを待つ停留所でおばあちゃんとの会話

ばっちゃ：○○駅行きはここで良いんですか？
わたし　：ここで良いですよ・・・次は16分ですよ（現在6分）
ばっちゃ：あーーそうですか・・・

10秒後
ばっちゃ：バス遅いですねぇ
わたし　：（にこにこして）そうですねぇ
　　　　　（だから16分に来るって言ったじゃん）

10秒後
ばっちゃ：重い
わたし　：えっ（荷物持てっていうことか？）・・・
ばっちゃ：蟹買ったんですけど・・・立派な足のやつ・・・
わたし　：とりあえずニコニコ
　　　　（なんだ蟹を購入したのを誰かに言いたかったらしい）

この後長いので個条書き
この蟹は正月まで持つか？
この蟹はロシア産であるが日本産ではこんな立派な蟹は買えない
凄いでしょ・・・（みたいに自慢げ）
誰も食べなかったら何日もかけて自分で少しづつ食べる
バスが来る度に私に報告する（・・・だからまだ来ないから！）
（体を乗り出して目を細めて一生懸命行き先を確認する）
タクシーで帰ると高い
只だから来る時もこれで来た・・・（70歳過ぎらしくバスに只で乗れる券を持っている）
この駅のロータリーが綺麗になった
昔は何も無い駅だった事を述べる
これから向かう駅のロータリーがこんな風に綺麗にならないか？
３年くらい工事するらしい事を述べる
重い・・・（蟹を下に置く）
（石を置くような音がしてその事について述べる）
（雨が当たらない事に気付きその事について恥ずかしがりながら述べる）
折りたたみの傘をたたみながら最近の天気予報の当たり具合について述べる
来た・・・○○駅行きだ・・・
（終始ニコニコとして喋るが人の話は聞いていない）

ようやく解放される・・・