武蔵野散策

植物に関しては下のリンクより・・別サイトです・・・

大昔の話 峠で大破

正丸峠を載せたので当事の話を
(昨日正丸峠のおまけ??)

かなり昔の話・・・
自分のホームページより少し修正して掲載

平成3年11月4日

 ショックアブソーバも変えたしちょっと調子を確認してこようかな・・・
 地獄が待っているのも知らずに家をスタート。
 飯能(埼玉県)を超えMINIは絶好調、なぜかこの日に限って正丸峠を目指す。
 いつもはお気に入りの有間ダムとかに行くのに・・・。

 夜にはドリフトする車で賑わう峠も昼間は車が少なく当日はバイクの人達がいるだけだ。
 (注意:現在はドリフトなど出来ないようにセンターラインにポールが立っています)
 そこをブリティッシュグリーンのミニは激走?していた。

 せまいコーナーをアウトインアウトで通過しようとしてインに入ったところで
 対向車線から白いスカイラインがセンターラインをはみ出して突っ込んできた。
 というよりミニのボディをブレーキ代わりにするように・・・。

 ぶつかっている瞬間はかなり冷静だ。
 時間の経過がスローモーションになって横を観察している自分がいる。
 右前フェンダー部分から後ろ側にかけてなめるようにへこましていく。
 あーあこりゃまいったなそんなにこするなよ・・・とか考える余裕があり、
 ぶつかっている部分を目で追うことができる。
 運転席横のガラスが砕け飛び散ってこっちに飛んでくるし、恥ずかしいほどの音を気にしたり。


 車を止めてまずは運転席で観察、ドアが凹んで右足にくっつくように変形している。
 ハンドルは助手席側に15cm位移動している。
 ガラスの破片が所々にある(ガラスをかぶっている)。
 車のガラスが割れると本当に粉々になることが実証された(自分の車で実証したくないが)。

 さて、降りてみようかな。右ドアは誰が見ても開く訳が無いので助手席側のドアから降りる。
 まずは相手の車を見に行こう。運転手に声をかけて大丈夫かを聞く。
 全然大丈夫そうだが助手席の女の子はかなりのショックを受けているようだ(精神的に)。
 MINIを見てみよう。
 右前側フェンダーが笑っちゃうほど盛り上がり
 フェンダー下側がタイヤと干渉していてタイヤが回らない。
 ホイルも縁部分がぐにゃっとなっている。
 バイクの人達が手伝ってくれてフェンダーを引っ張り干渉しないようにする。
 道路はガラスだらけ。これもみんなが手伝ってくれたおかげで割と早く片付いた。
 ホイルから後ろの方までかなり凹んでいる。

 そうこうしている間にたまたま別の事故の検証で来ていたパトカーが来て、
 現場検証、話し合い等を済ませた。エンジンは無事なので自走で帰れそうだ。
 ハンドルが遠い。フロントガラスは無事だった。

 このころになってやっと実感が沸いてきてがっくりと来る。

 帰路につく、結構みんなが振り向く。かなり目立つようだ。
 お帰りも安全運転で。という看板がある。
 行きにやってしまいました、といいながら帰る。
 途中挨拶してくるMINIがいるので手を上げて応えた。事故には気付いていないようだ。
 (普通気付くだろ!・・・・)
 こんな状況で挨拶に応じているのもむなしい。しかしエンジンは絶好調だ。
 足回り、ボディはぼろぼろ。右前フェンダーミラーはどこが映っているのかなっていう状況だ。
 それでも家には無事?帰ることができた。
 
 保険割合は10:0で全て相手が悪いという結果になったが、
 決まるまでかなり時間がかかり、とてもつらかった。
 それにしても事故現場にセンターラインがあってよかった(この峠では当事無い部分多し)。
 無かったら何を言っても5:5位で決まったかもしれない。
 半分払うことになっていたらMINIは手放すしかなかったか・・・。

 ところで修理代は100万円を超えた。
 相手の保険屋は大損だろう。 修理期間も4ヶ月半・・・。
 この待ち時間を大人しく待てない私は個人売買で更なる不幸を招く・・・1275GT購入
 持ち帰り途中で壊れる・・・・・・・・・・ははは・・

 そして事故ったミニはこの機会に気分転換で全塗装などに手を出してしまう。
 まあどうせ半分塗り替えだから自分が払うのは半分で済む訳だし。
 相手の保険屋に言ったらOK出たので・・・。
 そして現在の色になったのだ。

 事故車の写真が無いのが残念。あっても見たくないけど。
 
 皆さん事故には気をつけましょう。
 対向車がはみ出してくることもあります・・・・。


事故当時サイドポケットに入っていたウーロン茶
イメージ 1

イメージ 2

良く生きていたものだ・・・
(怪我無し)
記念にまだ持っています
お守りかな・・・

ずっと大昔の話でしたが・・・
ネタ切れではございません???